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植物の話題


by 静吉

火屋と台錦鉢

富貴蘭は豪農豪商やお殿さまの趣味であったという。

お殿さまは金に任せて山野のフウランの個体変わりを献上させて、なにがしかの宝物を下賜させていたことだろうと思われる。宝物は手っ取り早くは金子(きんす=金貨小判等)を渡していたことと思われる。

そんなフウランはこの世にも希な珍奇植物であり、とても目出度い延喜草であった事だろう。同じ品とてないまさに天から賜りし天賜宝というべきものであったろう。

そんなフウランを傷めないように金銀の針金で火屋をしつらえ、その火屋の中に入れてフウランに手を触れないようにありがたく観賞するというものだったそうだ。

これは刀剣を鑑賞手入れするときに、口に半紙を咥えて刀身に息がかからないようにしたのと同じことだろう。だからフウランは西洋ではサムライ・オーキッドとの別名も生まれている。

サムライ・オーキッドは一枚一枚の葉も日本刀の刀身とも似た感じでもあって、まさにその名の通りにお殿様クラスの愛玩植物であったのです。

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ここに紹介した火屋と火屋台錦鉢はそんなお殿様の趣味の再現的に作られた品です。台鉢の中に3.5号楽鉢を入れる事が出来ます。3.5号の楽鉢を入れて火屋がかけられるようになっています。

こちらの品ももう古いですが、それでも骨董などのアンティークではなく現代の再現品です。10数年から20年程は経っていると思います。

紹介した植物がご希望であればお問い合わせください
〒192-0072 東京都八王子市中野山王3-5-23
山王ビル101
厳島静吉 携帯080-1279-2190



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by midorinohouseki | 2017-02-28 15:57 | 富貴蘭