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植物の話題


by 静吉

青鸞

青鸞は「静岡の富貴蘭創作家・曽根園芸」さんが、覚王山と同じ交配で実生兄弟ですが、覚王山になれなかったタイプとしてリリースしていた個体です。
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これは青軸青根の個体なので勝手名として「青鸞(せいらん)」と名付けています。青軸だからということでもないとは思うのですが、栽培して感じたのはちょっと弱いです。そのため今は日は強く当てないようにしています。

この青鸞は未だ一度も仔吹きがありません。
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仔吹きがないといえば覚王山もフラスコの中では仔吹していても、フラスコから出た覚王山が仔吹きしたことは私のところではまだ一度もありません。

青鸞は葉姿からすると富嶽と無双丸を合わせて二で割った感じです。青軸なので花は白花に限定されるので花の方は期待できませんね。

現在では覚王山よりも希少個体との認識で愛培しています。

サイズ的にはまだ大きくなるのだろうと思いますが、どのサイズで止まるのかは分からないけど大無双ぐらいのサイズにはなるのかもしれません。

それと覚王山ですが、実生兄弟である覚王山とこの青鸞を比べると覚王山の方がかなり成長が遅いです。そのため現状のサイズが覚王山のマンサイズなどと思っている方がいらっしゃるかもしれませんが、ある時から変身する可能性があるのです。

環境によるちょっとした変化を芽変わりとか、実生苗のサイズをその富貴蘭の特徴だと思うかもしれませんが、基本的に開花するサイズまでに育てないと成体(マンサイズ)とは言えないです。
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葉変わりなどは開花しにくい場合も開花しない場合もありますからより時間がかかります。しかしながら、小型品種葉変わりの【青龍獅子】でさえ開花するのです。開花はしないと思われていたあの【萩宝扇】さえ秋田のGさんが開花させています。同じく小型種の花付の悪い【黄金虫】も花芽がついたまま以前に韓国に嫁入りしています。

そんなわけで今の覚王山小さくて可愛いけど、花がつく以前に覚王山はまだこれから成体に移行して変態(Metamorphosis メタモルフォーシス)があるのではと私は予見しています。


変態と言うより変身(Transformation トランスフォーメーション)と言った方がいいかな。その変態がどうなるかが楽しみでもあるけど、案外凡庸となるかもしれません。

覚王山の Transformation 後の姿を、この青鸞が暗示しているように思えるのです。


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厳島静吉 携帯080-1279-2190



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by midorinohouseki | 2017-04-18 10:46 | 青鸞